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ゴーストライター

 

 

 ニュースで見かけたこの話題。そもそもフィギュアスケートに興味がないのでその曲を使用しているとされる選手(現役最後となる彼には変な騒ぎに巻き込まれて気の毒というしか他ならない)の事はもちろん、その使用曲ましてや誰が作曲した云々など細かいは知る由もないので言及は避けますが、なぜこのオリンピック直前というタイミングで?誰が?何のためにリークしたのかな?って思うのが普通。まぁどうせ文春か新潮がスッパ抜いたのか、もしくは損をしていると思った誰かがどちらかにタレ込んだんだろうな...って思っていたら、やっぱり※。

 ただ僕の頭の中に真っ先に浮かんだのは今回の当事者ではなく、1998年にデビューした途端に世界中でヒットを飛ばして2年半後にはグラミー賞を獲得するも、調子に乗りすぎてコントロール不能になった二人に業を煮やしたプロデューサー自身から実際には歌っていないリップシンクだという事を暴露されてグラミーは剥奪され、業界を葬られたという経緯をもつデュオ(一応バンドのフロントマンという体裁だったみたいだけれども)、Milli Vanilli(ミリ・ヴァニリ)の事。

 

  当時ミラノに住んでいた時に見ていた「nonsolomoda」っていうファッション番組のエンディングはもちろんコレクションでも使われていて結構好きだった曲。でも後に二人が口パクってわかった時も、それほどの衝撃はなかったかも。だって顔がどうのではなく曲として好きだったわけで... そもそも僕はアーティストが好きな曲を勝手にアレンジして歌うのが嫌い(音源のままのように聴きたい派)なので、ライブがあまり好きではないのです。だから今回のハーフタイム・ショーのレッチリのギターとベースが繋がっていようがなかろうが、その人がニセモノでない限り、少なくとも僕の中では何も変わらないのです。

 

 ☝は暴露された後の釈明会見ですが「MTVなどのミュージック・ビデオの台頭によって歌唱力よりもルックスが重視されてきている」云々など興味深いレポートはもちろんですが、何よりもウケるのは途中で「俺だって歌える」と言っていきなりマイクを持って歌い出したシーンは今でも覚えています。そりゃ誰だって歌えるよって思いましたもん(笑)。

 

 そしてその後にフロントの二人を外した、バックコーラスだったはずの3人が前に出て再スタートを切った、その名も"ReaL Milli Vanilli"☝。しかもそのアルバム・タイトルが「The Moment of Truth」という念の入れよう+PVに出てくるエンジニアも本物という(笑)。でも確かに昔はレコード・ジャケットって抽象的なものが多かった気がします。このインターネット時代になって検索やらiTunesで買いなおした際に出てきた画像で初めて顔を知ってビックリってありますもんね。とても可憐な少女をイメージしてたら結構アマゾネスだった的な...

 

 ☝これスゴい!ニセモノがホンモノの局に合わせてリップシンクしてる! 良くやったっていうか流したなぁ...ドイツのテレビ局。

 

 結構最近のコレ(2005年)もスゴイ! まぁプロデューサーがボーカルを挿げ替えた理由はわかりますね。事の善し悪しはさておき。

 ちなみに今回のゴーストライターのケースの場合、著作権者詐称罪(著作者でない者の実名もしくはペンネームを著作者としたり、二次的著作物において原著作物の著作者でない者を著作者として表示して頒布すること=1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、または両方)にあたる可能性があるようなので、皆一様に慌ててるんだと思います。

 

 ※13時10分 追記:アップしてから文春を買ってきところ、作者による良心の呵責からの告白だという事がわかりましたが、興味がないので途中で読み止めた旨追記しておきます。
 
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