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東京家族

 

 

 

 日曜の夜に偶然TVで見た「東京家族」という映画がとても良かった。何かこう、心に響きました。

 僕には昭和9年生まれの、今年80歳になる両親がいますが、なんとも面白いのはこの二人が小、中の同級生だという事。本人たちの話によれば、当時はそれほど仲が良かったわけではなく、社会人になってからの同窓会の帰りに寄ったお店での母親のカレーの食べっぷりを見て父親がグッときたらしいのですが... まぁ馴れ初め云々はさて置き、彼らが120歳まで生きる事がないのは明らかなわけで、そういう事も含めて、考える所があった次第。

 そして、話もさることながら役者陣の輝きにも引き込まれました。特に中嶋朋子の演技はとても良かった。僕はアンチ北の国からなのでこれまであまり彼女の演技を見たことありませんでしたので、最初誰だかわからずに見ていて上手いなぁなんて思ったら彼女でした。そしてもう一人、子供たちの両親が住む島にいる女の子。気になって調べたら荒川ちかという女優さんでしたが、とても自然で良かったし、あの演技がなければ違ったラストになっていたのでは?と思うくらい。彼女のような子役(若手?)が増えれば日本映画はもっと面白くなるのに。

 

映画『東京家族』公式サイト

 

 そういう意味では、同じく日曜の昼間に再放送してて一瞬見てしまった例のドラマも子役の質で勝負すればいいのになって感じでした。じゃないと単なるセンセーショナルな部分だけしか目立たなくなってしまう。もっと言うならば見ているほうも目を養わなければというか、だってあれじゃあ学芸会のレベルと変わらない。かわいい、可愛らしいと演技が上手なのは別の話で、ドラマなんだから演技としてどうなの?って議論が巻き起こるべきだと思うんですよね。つまり、最後まで見て欲しいなら、最後まで見られるクオリティーを持つべきではと。じゃなきゃ何言っても自分の映画の完成会見の数日前にDNA騒動起こすのと変わらないと言われても仕方ない。出る方も出す方も持ちつ持たれつなのはわかるけれど、何かこう、もうPRしないと尺も埋まらないし物が売れないって時代を卒業しないと。重複するけれど、僕を含めてもっと受け手が賢くならなきゃなって思います。

 さて、何か女優さんばかりを持ち上げてしまいましたが、屋上で泣く妻夫木聡の演技も良かったなぁ。悲しみが込み上げてくるって、ああ言う感じだよねっていうか、思わず「わかる」って心の中で思いました。気になった方は是非レンタルしてみて下さい。 

 

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